糖尿病の基礎知識

2007年01月24日

糖尿病とメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満によって、糖尿病をはじめ、肥満症や高血圧、高脂血症など、様々な生活習慣病が発症しやすくなっている状態のことをいいます。




糖尿病、肥満症、高血圧、高脂血症、などの生活習慣病は、内臓肥満が引き金になって発症することが明らかになってきました。



メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が過剰に溜まっている状態で、血糖値、中性脂肪やコレステロールや血圧などの検査値が軽度の異常を示しています。



年数を経るごとに、遺伝的な体質なども関係して、糖尿病や高脂血症、高血圧などをを発症しやすくなります。




つまり、糖尿病をはじめ、様々な生活習慣病予備群の段階であるのです。




糖尿病などがまだ発症していないとはいえ、動脈硬化が速く進行してしまっている場合もあります。





メタボリックシンドロームは、糖尿病の原因であり、糖尿病の合併症の一つである動脈硬化の進行を早める状態にあるといえるのです。








tounyou3 at 15:34  この記事をクリップ!

2007年01月23日

糖尿病の診断基準

検査を受けて、どのような結果が出た場合、糖尿病と診断されるのでしょうか?




・ 随時(食事や採血の時間に関係なく)血糖値が200 mg/dl以上 の場合



・ 空腹時の血糖値が126 mg/dl以上 の場合




・75gの糖を摂取したあと(75g糖負荷試験といいます)、時間後の血糖値が200 mg/dl以上 になった場合




・ 糖尿病の典型的な症状がある (のどが渇く、水分をとる量が多い、おしっこの量が多い、体重が減る)



・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が6.5%以上(HbA1cは血糖の平均値をあらわす値です)



・糖尿病性網膜症の症状がみられる



などなどです。





なお、正常値でもなく、糖尿病値でもない場合は、「境界型」と診断されます。





HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは




HbA1cは、過去1-2ヶ月間の血糖値の平均値を知るための検査値で、長期に渡る血糖値の状態を判断する際に大変役に立つ数値のことです。




HbA1cを検査すると、1〜2ヶ月間ずっと血糖値が正常だったのか、検査のときだけ正常だったのか、などのことがわかります。



また、HbA1cの値は、合併症とも深い関わりがあります。




tounyou3 at 10:18  この記事をクリップ!

糖尿病とグルカゴンの関係

血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が下がりすぎた場合、



すい臓のα細胞からグルカゴンが分泌されます。



グルカゴンは、インスリンと正反対に作用し、



血糖値を上げるために、肝臓に蓄えられたグリコーゲンをブドウ糖に変えて、血液中に放出します。




またエネルギーとして消費するために脂肪細胞に蓄えられていた脂肪を、血中に放出します。



すなわち、グルカゴンは、体脂肪をエネルギーに変える触媒としての役割を果たすわけです。




血糖値は、インスリンやグルカゴンの働きにより、適正値に収められていますが長年の生活習慣から、このバランスが崩れた時に、糖尿病(高血糖)が発症します。




特に肥満は、インスリンの働きを鈍らせ、高血糖になりやすくなり、合併症のリスクも高めるといわれています。








tounyou3 at 09:08  この記事をクリップ!

2007年01月22日

糖尿病とインスリンの関係

糖尿病とインスリンの関係についてご説明します。





血液中のブドウ糖の濃度(すなわち血糖値です)が高まると



すい臓のβ細胞からインスリンが分泌され、血糖値を下げるために、血液中の余分なブドウ糖を排除しようとします。




ブドウ糖は、最初、肝細胞でグリコーゲンに変えられ蓄えられます。



その次に、筋肉細胞でグリコーゲンに変えられまた蓄えられます。



そして最後に余ったブドウ糖が脂肪に変わり、脂肪細胞で体脂肪として蓄えられます。




すなわち余分な血糖が、脂肪に変化することで、血糖値を下げることができます。



しかし、過食、偏食などで、血糖値が上がり続け、しかも運動不足によりエネルギー消費が少なくなると、脂肪細胞は増え続け、肥満になっていくのです。




肥満の状態が長く続くと、インスリンの分泌量が少なくなったり、インスリンの作用が鈍くなっていして、血糖をうまく筋肉細胞に取り込めなくなり、エネルギー補給がうまくいかなくなり、急激に痩せてしまうこともあります。




tounyou3 at 21:57  この記事をクリップ!

2007年01月17日

糖尿病と血糖値の関係とは

血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことを意味します。



私たちが主食として食べている、米、パン、めん類などに含まれる炭水化物の多くは、ブドウ糖になります。



腸から吸収され、血液中に溶けこんだブドウ糖(血糖)は、インスリンの働きにより、脳や筋肉などに送りこまれ、全身を動かすエネルギー源となります。




糖尿病になるとインスリンの量が不足したり、働きが鈍くなるため、ブドウ糖が必要なところにいきわたらず、血液中に溜まっていき高血糖になるのです。





血糖値は正常な場合でも食前と食後で異なります。



食後の血糖値は食前より高くなります。



健康な人であっても、1日の血糖値は70〜130mg/dlの間を変動します。



また、加齢とともに高くなる傾向にあります。






tounyou3 at 19:28  この記事をクリップ!

糖尿病の種類

糖尿病には、以下のような種類があります。



1型糖尿病




インスリンを作るすい臓の細胞(β細胞)が破壊されることによって、身体の中のインスリンの量が絶対的に不足して起こる(ほとんど分泌されない)タイプです。



幼少期から始まることが多く、小児糖尿病、あるいは、インスリン依存型糖尿病などと呼ばれていました。






2型糖尿病



インスリンの分泌量が少なくなったり、インスリンの働きが鈍くなることで、体内にブドウ糖がうまく吸収されなくなって起こるタイプです。



食事や運動など、生活習慣と深く関与しているといわれています。



日本国の糖尿病の95%以上はこのタイプに属します。






遺伝子異常やその他の病気が原因の糖尿病




遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常など、ほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされるタイプ。




妊娠糖尿病



妊娠中に発症または発覚する糖尿病です。



妊娠自体が女性の血糖値を上げやすくする傾向にあり、妊娠して初めて糖尿病が見つかる、というような例もあります。



すなわち、妊娠によってインスリンのはたらきを抑えるホルモンが分泌されたり、栄養の摂り過ぎが原因で、糖代謝のコントロールがうまくいかず発症してしまうケースです。



本人の自覚がないまま妊娠時に検査を受けてはじめて糖尿病だとわかるという場合もあります。



糖尿病の発症に気づかず、高血糖の状態で妊娠を継続すると、母体にも胎児にも大きな影響を与えますので、



妊娠する前に必ず一度血糖値をチェックしてもらうことが大切です。



その結果、少しでも血糖値が高いと診断された場合、そのままにせずに糖尿病専門医に詳しく検査をしてもらうことをおすすめします。




すでに、糖尿病の診断を受けている女性が妊娠した場合を「糖尿病合併妊娠」と呼ばれています。




tounyou3 at 17:57  この記事をクリップ!

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病ってどんな病気?



「砂糖を摂り過ぎるとなってしまう病気」とか、「尿に出る病気」などと




「文字」から連想して、ただ漠然と曖昧に、把握している方も、けっこういらっしゃるように思いますが




正確には




すい臓のランゲルハンス島から分泌されホルモンの一種インスリンの不足によって引き起こされる病気のことなのです。



インスリンは、血中の糖分量をコントロールするホルモンなので、これが不足すると血糖値をうまくコントロールできなくなり、結果、高血糖の状態が続いてしまいます



血糖値とは、血液の中のブドウ糖の濃さを表す数値です。すなわち、血液の中にどのくらいブドウ糖が溶けているかを表わす単位が、「血糖値」なのです。



血糖値が高くなると、血管がボロボロになり、身体に様々な弊害が生じます。



また、血糖値が高くなればなるほど、ますます糖尿病を進行させるという悪循環を引き起こしてしまうことにもなるのです。







糖尿病は、自覚症状もあまりなく、気づかないうちに病気が進行し、いつのまにか手遅れになってしまうことから、



欧米ではサイレント・キラー(静かなる殺し屋)と呼ばれています。





余談ですが、



糖尿病は、紀元前1500年ごろのエジプトのパピルスにも、「尿が大量に出る病気」と記されているほど、その歴史は古く、かくも長きにわたり、人類と深く関ってきた病気でもあるのですよ。



tounyou3 at 16:59  この記事をクリップ!

はじめに 糖尿病について

はじめに



厚生労働省の「糖尿病についての実態調査」によりますと




「糖尿病が強く疑われる人」は、全国で約740万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」は、約880万人いるといわれています。



すなわち、これは成人の実に6人に1人が「糖尿病かあるいはその予備軍」と推定される数字なのです。



また、糖尿病は、自覚症状がなく(自覚症状が出た時には、血糖値は、相当高くなっていると考えてください。)



合併症になるまで気づかなかったという悲劇的なケースも少なくないのです。





でも大丈夫。糖尿病についての知識をしっかり身につけ、日頃から万全の対策を立てて自己管理を充分に行っておきさえすれば、むやみに怖がる必要はありません。




まさに「備えあれば憂いなし




これから糖尿病についていっしょに学んでいきましょう♪




どうぞよろしくお願いいたします。




tounyou3 at 15:58  この記事をクリップ!

糖尿病ってどんな病気?

これから糖尿病に関する記事を書いていこうと思っています。



tounyou3 at 11:05  この記事をクリップ!