2007年01月31日

糖尿病 楽しくしっかり自己管理

血糖値、体重、血圧のグラフをつけましょう。




もちろんチェックするという行為そのものに、糖尿病を改善する効果があるわけではないのですが、



グラフを見て、数値が安定していると励みになりますし、逆に数値が不安定だった場合、「気をつけなければ」という気持ちになります。


そのように毎日チェックを続けていると、「よし頑張って血糖値をコントロールしよう」「体重をコントロールしよう」「血圧を安定させよう」という意志の力が自然に芽生えてきます。




この意志の力こそが、糖尿病改善(あるいは予防)につながる大きな要素なのです。





継続は力なり」です。


グラフを壁などに貼って毎日チェックしてみてくださいね。グラフの空欄などに数値に対してのコメントなどをつけると楽しくなりますよ。



くれぐれもグラフを続けることがプレッシャーにならないように、楽しく続けられる工夫をいろいろ考えてみてくださいね。




それに加え、毎日食べたものを記録するノートも作れば、さらに効果はアップすることまちがいなしですよ。





糖尿病の場合は、なんといっても自己管理にかかっています。





血糖値を上手にコントロールして合併症を防ぐためにも、



食事・運動・日常生活に関する自己管理をしっかり行ってくださいね。




2007年01月30日

糖尿病と風邪・その他の病気

糖尿病の方が、何らかの病気にかかった場合、例えば、風邪や腹痛、下痢など、普通ならすぐに治るような病気であっても、充分に気をつける必要があります。




糖尿病の方が、他の病気にかかった状態をシックデイといいます。



シックデイには、やけど、骨折、外傷、手術など様々な病気が含まれます。




人間の身体は病気になると、いろいろなホルモンを出して、血糖値を上げ、病気を退治しようとします。



インスリンの分泌や作用も、一時的に抑えられてしまうので、糖尿病の場合、症状を悪化させる恐れがあります。



また、病気で食事がとれなくなったり、発熱や下痢が続くと、脱水になって血液が濃縮され、さらに血糖値を上昇させることになります。




また糖尿病の人が、風邪やインフルエンにかかってしまった場合、肺炎などの合併症も心配になってきます。




糖尿病の場合、他の病気に感染しないように、くれぐれも日頃の健康管理に留意する必要があります。




シックデイにかかってしまった場合は、なるべく安静にして、主治医の診察を受けてください。水分(できれば電解質飲料)の補給も忘れずに。



糖尿病と笑い

糖尿病患者に漫才を見せ、笑ったあとに血糖値を計測するというユニークな実験が、2003年に、よしもと興業の協力のもと、国際科学振興財団「心と遺伝子研究会」によって行われました。



その結果、笑いによって血糖値が大幅に低下することが実証されたそうです。




実験を受けたのは、つくば市周辺在住の、中高年の2型糖尿病患者21人で、2日とも昼食をとって2時間後に血糖値を測定しました。



1日目は、昼食の1時間後(すなわちわ測定の1時間前)から、糖尿病のメカニズムに関する講義を聴いてもらい



2日目は、昼食1時間後によしもと興業所属の漫才コンビのステージを見てもらう、



という実験だったようです。





その結果、21人の食後血糖値(食後2時間)と空腹時血糖値との差は、講義を聞いた1日目が平均123mg/dlだったのに対し、漫才を見た2日目は平均77mg/dlという数値が示されました。



46mg/dlもの大きな差は、予想をはるかに超えるもので、実験にかかわった糖尿病の専門医も驚きを隠せなかったということです。





笑う門には福来る
ということわざもあるように




大いに笑うことは、糖尿病予防につながりそうですね。



糖尿病とツボ

耳には、すい臓の働きを活発にするツボが存在します。




すい臓の働きが活発になると、インスリンの分泌も促進され、



血糖値のコントロールもスムーズに行われるようになります。



耳の上部内側の真ん中にあたりにあるツボや耳の穴の頬っぺたよりの入り口付近のツボを刺激するとよいみたいです。



ツボの刺激の仕方ですが、各ポイントを手で1〜2分、1日2〜3回ほどやや痛い程度の刺激を加えるだけでよいそうです。




耳と同じように、手の甲にも沢山のツボが存在しています。



糖尿病によいとされるツボは、「陽けい」と呼ばれていて、親指の付け根のあたりの押すと気持ちよく感じる部分です。



「陽けい」を刺激すると、胃や腸の働きが活発になり、結果として、血糖コントロール機能が向上するようです。



一日10回程度、やや強めに、刺激するとよいみたいです。





足の裏にも糖尿病に効果的なツボがあります。





腎臓、輸尿管、膀胱の反射区と共に、すい臓の反射区をもみほぐすようにすればよいようです。




耳のツボ、足の裏のツボの詳細については、以下↓にご紹介するページの図を参考されるとよいと思います。




耳のツボ

http://www.mainkey.com.hk/mimi_chart.html




足の裏のツボ



http://www.relime.net/html/hansyaku1.htm






糖尿病とお茶

緑茶に含まれているカテキンやポリサッカライドには、血糖値の上昇を抑制したり、下げたりする作用があるようです。



このことから、緑茶を飲むことは、糖尿病の予防につながるとされています。





ポリサッカライドは、特に四番茶に多く含まれているようです。さらに、お湯で出すよりも、水で出す方がより多く注出されるようです。



緑茶は、糖尿病のほかにも



動脈硬化や心臓病予防、がん予防、高血圧予防、



殺菌効果、ダイエット・美肌効果など、




様々な効果が期待される健康によい飲み物です。






糖尿病とチョコレート

チョコレートの成分である「フラボノイド」が血圧を下げ、インスリンの効き目をよくするという記事が、「American Journal of Clinical Nutrition Vol.81 No.3 2005 3月号」に掲載されたことから、チョコレートの糖尿病予防効果についての可能性が浮上したこともあるようです。



また、同じくチョコレートの成分である「カカオマス・ポリフェロール」は血糖値を下げる効果を持っていることは明らかなようです。




しかし、そうであるからとはいえ、すぐに「チョコレートが糖尿病によい」と言う結論に結びつけつるのは、いささか短絡的すぎるかもしれません。




あくまでも、チョコレートの成分と血糖値との関係を指摘しているのであって、



たとえそれらの成分が、糖尿病に良いとしても、チョコレートは、脂質や糖質(チョコレート40gに対し、脂質10・4g、糖質は21.8g)も多く高カロリーです。




「やはりチョコレートは糖尿病の方には、おすすめできない」というのが、お医者さんの意見のようです。




ただ、カカオ成分の高いビターチョコレートに肥満防止効果があるようなので、



ビターチョコレートを適量摂取することは、糖尿病予防につながるといえなくもないのかもしれません。




微妙なところですね^^。



糖尿病とコーヒー 

コーヒーには、2型糖尿病予防効果があるという説をご紹介しましょう。




これは、1日7杯以上コーヒーを飲む人が、2杯以下の人に比べ、2型糖尿病の発症率が50%少なかったという、2000年のオランダの研究チームの発表によるものです。



ただ、この研究では、2型糖尿病の発症率を低くしているのがコーヒーそのものなのか、コーヒーに含まれるカフェインなのかどうかが、まだ明らかになっていないようです。



また、フィンランド国立公衆衛生研究所の調査により、1日10杯以上飲んだ場合は、飲まない人に比べ、2型糖尿病の八両立が、女性で79%、男性で55%減少していることが判明しました。




この研究により、コーヒーに含まれているクロロゲン酸が、血糖値コントロールに関与している可能性や、カフェインにインスリンの分泌促進効果があるという可能性も示唆されています。




ちなみに「カフェイン」は、代謝を高めて、集中力、運動能力をアップする効果も期待できるようです。




また、「脂肪」の代謝を高める効果もあるようです。高脂肪食は、インスリンの効き目を悪くして、2型糖尿病の引き金になります。



カフェインを多く含むコーヒーを飲んで脂肪の代謝効率を高めることは、糖尿病予防に結びつくといえるかもしれません。





ただし、既に2型糖尿病にかかってしまっている場合、大量の「カフェイン」摂取は、炭水化物(ブドウ糖)の利用効率を悪くして、高血糖に結びつく恐れもあるようです。









2007年01月29日

糖尿病と温泉療法

糖尿病の温泉治療には、飲泉と浴用、両者併用の3つのタイプの方法があります。




泉質としては、炭酸泉、重曹泉、含重曹食塩泉、芒硝泉、重炭酸土類泉、放射能泉、硫黄泉などが効果的です。



カルシウムやマグネシウムを含んでいると、血糖値を下げる効果もあるようです。




高温浴よりは微温浴の方が望ましいようです。




温泉療法だけでは、糖尿病の治療効果はあまり期待できません。



食事療法、運動療法と合わせて行う必要があります。



糖尿病とアルコール

アルコールを摂取すると、自制心が効かなくなってしまい、ついつい食べすぎて、食事療法がうまくいかなくなる恐れがあります。




アルコールは、高カロリーで、肥満や高脂血症の原因にもなります。




さらに糖代謝に関与する肝臓やずい臓にも障害をもたらし、糖尿病を悪化させることになります。



しかし、「百害あって一利なし」のタバコと異なり、お酒は「百薬の長」とも言われており、血糖コントロールがうまくいっている場合は、は一日2単位(160カロリー程度)であれば大丈夫のようです。(日本酒なら一合弱、ビールであれば中びん1本弱)



ただし、最低1週間に2日は休肝日を設けて下さい。




おつまみには高カロリーのものが多く、おつまみを摂る際にも注意が必要です。





糖尿病と外食

一般的に、外食のカロリーは高く、味付けも濃い(塩分高め)の傾向にあります。



糖尿病予防のためには、できるだけ外食の機会は減らすほうが無難といえます。



どうしても外食を摂らなければならない時には、緑黄色野菜を豊富に使った和食の定食やランチなどがおすすめです。



一品料理(丼物、カレーライス、ラーメンなど)は避けた方が良いでしょう。




とはいえ、外食時に、食べたいものを食べられないというのは、意外とストレスにもなります。




外食の回数がそう多くない場合は、たまには食べたいものを食べ、あとは運動量を増やすなりのの工夫をして乗り切るというのも、一案かもしれません。